2018年10月2日火曜日

テキストについて 誤字脱字

レシピやブログ、また文章を依頼されたときに、役に立つかもしれない「テキストについて」

第1回目は誤字や脱字のチェックについてお話しします。
テキストを書き終えたら、読み直して誤字や脱字のチェックをします。
けれど、自分の書いたテキストは内容が頭に入っているためか、ざっと流し読んでしまい誤字や脱字を見逃す、ということも多いですよね。

わたしがテキストを見直すときに心がけている方法は、

1  必ず誤字、脱字があると思って読む

2 できれば間を置いて読む

3 表示を変えてみる

大きめにプリントアウトして確認する

です。


「3 表示を変えてみる」について補足を。
何度も読み返して目が慣れてしまった場合に試みています。
プリントアウトする前に、パソコンの画面上でチェックします。

普段、わたしはテキストを教科書体か明朝体のフォントを使って横書きで入力しています。
こんな風です。

(画像はクリックすると大きくなります)
以前のブログ記事から、誤字を2つ混ぜて引用しています


フォントをゴシックに変えて、縦書きで表示させます。
1行あたりの文字数も変えています。

縦書きに対応していない記号など読みにくいですが、
引っ掛かりが、結果としてじっくり読むことにも貢献するような…


あら、不思議!
別の人の文章みたいに感じます。

そうすると、見逃していた誤字や脱字も見つけやすいのです。

誤変換や、文字の前後の入れ替わり
やりがちです


普段お使いのフォントを変える、縦書き横書きを変える、と表示を変えることで、新鮮な気持ちでテキストを確認できるようになります。
お試しくださいね。



レシピ校閲者の会

料理のレシピの書き方の本です。
料理と石けん作りには共通する作業もありますし、わかりやすく人に伝えるためのテキストとは、読みやすいレシピとは、などについて参考になります。
おすすめです!


2018年9月25日火曜日

ズッカ Sapone della Zucca

パンプキンシードオイル を使った秋の石けん

Sapone della Zucca
zucca(伊) かぼちゃ


茶色の層

オリーブオイル
パンプキンシードオイル 
ココナツオイル 
パームオイル
ホホバオイル

精油
ラベンダー
シダーウッド
パチュリ


オレンジ色の層

オリーブオイル
ココナツオイル 
パームオイル
レッドパームオイル
ホホバオイル

精油
オレンジ・スイート
クローブバッド
シナモンリーフ
ローズウッド
パチュリ


2つの石けん生地のレイヤーデザイン。



香りもレイヤー


精油は両方の生地を同じブレンドにしても良かったのですが、なんとなく変えてみました。
泡立てると、それぞれの層から立ち上がる香りが混ざり合うような感覚が愉快です。

パンプキンシードオイル 、かぼちゃのパイのような香り…
ハロウィンまでの秋がほんのり楽しくなる、そして、ハロウィンが過ぎても興ざめでない、こっそりひそませた季節感がほど良い石けんです。

2018年7月7日土曜日

ヴィアラッテア la via lattea

七夕の夜に。

la via lattea

ティートゥリー 2
ハッカ 1
サイプレス1
クラリセージ 1
カモミール・ローマン 1
パチュリ 1

la via lattea(伊) 天の川

夜空に霞む光の帯をイメージしています。
夏の夜に心地よい清涼感に、少し甘いロマンティックな印象。
(それから少し笹っぽい)




星の本、野尻抱影や稲垣足穂などを読むときのお供にも良さそうです。

稲垣足穂の描写する星は不思議とおいしそうで、さりさりと口にしたなら、さぞやすてきな心地だろうと、うっとりしてしまいます。

2017年9月15日金曜日

赤色の美容オイル olio rosso

使うたび、鮮やかな赤色を頼もしく思う、紫根のインフューズドオイルを使ったフェイシャルオイル

好きなオイルに、生薬やハーブ、精油を組み合わせるだけで、その時々に使いたい美容オイルができあがります。
それぞれの効能や色、香りの組み合わせを考えるのも楽しい!



15ml ロールオンボトル 1本分

紫根浸出マカダミアナッツオイル 5ml
ホホバオイル 10ml

精油
ゼラニウム 1滴
ベルガモット 1滴
ラベンダー 1滴


気分転換に、手首などに塗って香油のように使うのもおすすめです。
淡い香りをつかの間だけ楽しみたいときにぴったり。




作りたて、紫根浸出油とホホバが2層に!


お好きなオイルの組み合わせ、配合でいろいろなアレンジをお楽しみくださいね。


2017年9月14日木曜日

ハーブの本 その1 

ハーブの本を紹介します。



ハーブを石けんやコスメティックなどに取り入れるときには、
まず、何を期待して入れるのか、
取り出したい成分は何か、
その成分は、水に溶けやすいのか、油に溶けやすいのか、
また、熱には強いか、弱いか、
などを考えて抽出法を選ぶかと思います。

そんなときに参考になりそうな本を紹介します。




リエコ・大島・バークレー

ハーブの使用法として、冒頭でいろいろな抽出法がわかりやすく紹介されています。
この本をおすすめするポイントは、メディカルハーバリストが使う処方用のティンクチャーの割合(ハーブ〜gに対して、〜%のアルコールを〜ml使用、というような)が89種類のハーブごとに記載されている点です。

ハーブのプロフィールの描写もすてき!
折にふれ手にとっています。



ロミー・フレイザー

エッセンシャルオイルやハーブ、自然な素材を使ったコスメティックのレシピ集です。
こちらの本にも、チンキを作るときのハーブとアルコールの割合、アルコールの濃度が一覧表として記載されています。

1998年発行。
生活になじみのある食品やハーブなどを使ったフェイスケアやボディケアのレシピを、わくわくしながら試していた頃を思いだし、何か原点に立ち返るような気持ちになる本です。



James Green

kindle版も有り

いろいろな抽出法について詳しく書かれています。
煎剤(ティー)、浸出油ほか、ワインやビネガー、グリセリンなどでの抽出法、そして米国薬局方(1916)に記載のメソッドも。

米国薬局方のメソッド、エタノールを使った浸出法は日本の手作り石けん界では「ウルトラ抽出」の名称でおなじみです。


Tao's Soapy Bookshelf  Recipe Book
手作り石けんレシピブック
小幡有樹子 ハタヤ商会
(部数限定につき絶版)

Chapter1. エキス Extract では、たおさんのコンフリーの石けんとラベンダーバニラのシュガースクラブ、ハタヤ商会 AYAの3つの石けん、無花果、りんご、ローズマリーを使ったレシピとさまざまな抽出法の紹介、そして、たおさんのエキスについてのコラム『効くと思えば効くような Belief creates reality』を収録しています。

エキスを石けんに取り入れることについて、考えが深まるのではないかと、半ば自画自賛ですが、おすすめさせてください。


好きなものを好きなように、入れようと思えば入れられる、というのも手作り石けんの大きな魅力の一つですね。
あれこれと取り入れる方法を探るのもおもしろいですし…
楽しみは尽きることがありません。


保存保存

2017年9月2日土曜日

水玉模様と月光

水玉模様と月光 Polka dots and Moonbeams は、ビル・エヴァンスのピアノが一等好きだけれど、エラのボーカルも捨てがたい。
サラ・ヴォーンとウェス・モンゴメリーも!


Fine and Mellow  Ella Fitsgerald



Last Waltz  Bill Evans Trio


そんな甘酸っぱいような、ノスタルジックな雰囲気で、


水玉模様と月光


オリーブオイル
ひまし油
ココナツオイル
パームオイル
ホホバオイル

精油
アミリス
ティートゥリー
ラベンダー
ローズマリー

はちみつ

夏と秋が入り混じったような近頃の気候と、このスタンダードナンバーが似合うように思うのです。

この石けんの製作過程は、こちら をご覧ください。

水玉模様 a pois

飾り用の石けんをホットプロセスの生地で
そして、後から色を染めて


ホットプロセスのボール
素朴さがかわいい


ホットプロセスの石けんを作った際に 生地の一部を取り分け、丸めています。
柔らかさ、固さが、丸めるのにちょうどよく、できあがったコールドプロセスの石けんから作るよりも容易ですね。
 コールドプロセスの水玉模様の石けんいろいろは、こちら



そして、マイカをオイルで溶いてボールにまぶしてみました。

このボールには、ひびにも色が入りこむ?
あるいは、ゆっくり中まで染まる?
生地に埋めると、周りにも色がにじむ?
表面にだけ色がとどまって、丸い輪っかが浮かび上がったりして?

と、わくわくしながらできあがりを待ちました。

さて、
できあがりは、


丸の輪郭がうっすら浮かびあがり、ボールは淡く染まり、少し不思議な雰囲気にしあがりました。

こんな風にして飾り用の石けんを用意すると、思い立ったときに好きな色が付けられるのがいいですね。
少しづつ、いろいろな色を付けてカラフルにしあげても楽しそう。


満遍なく水玉模様が現れるように、小さな工夫


型から出した石けん

型入れ時に、石けんの厚さにあわせて等間隔にボールを埋めました。


甲斐があって、ほぼ同じように水玉が現れています!

(実は飾り用の石けんが少なかったので、効果的に模様が現れるように、と取った苦肉の策なんですけどね)