第1回は誤字や脱字のチェックについてお話しします。
テキストを書き終えたら、読み直して誤字や脱字のチェックをします。
けれど、自分の書いたテキストは内容が頭に入っているためか、ざっと流し読んでしまい誤字や脱字を見逃す、ということも多いですよね。
わたしがテキストを見直すときに心がけている方法は、
1 必ず誤字、脱字があると思って読む
2 できれば間を置いて読む
3 表示を変えてみる
4 大きめにプリントアウトして確認する
です。
「3 表示を変えてみる」について補足を。
何度も読み返して目が慣れてしまった場合に試みています。
プリントアウトする前に、パソコンの画面上でチェックします。
普段、わたしはテキストを教科書体か明朝体のフォントを使って横書きで入力しています。
こんな風です。
(画像はクリックすると大きくなります)
以前のブログ記事から、誤字を2つ混ぜて引用しています
フォントをゴシックに変えて、縦書きで表示させます。
1行あたりの文字数も変えています。
縦書きに対応していない記号など読みにくいですが、
引っ掛かりが、結果としてじっくり読むことにも貢献するような…
あら、不思議!
別の人の文章みたいに感じます。
そうすると、見逃していた誤字や脱字も見つけやすいのです。
誤変換や、文字の前後の入れ替わり
やりがちです
普段お使いのフォントを変える、縦書き横書きを変える、と表示を変えることで、新鮮な気持ちでテキストを確認できるようになります。
お試しくださいね。
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料理と石けん作りには共通する作業もありますし、わかりやすく人に伝えるためのテキストとは、読みやすいレシピとは、などについて参考になります。
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