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2025年9月30日火曜日

りんごの香り Il profumo delle mele

 精油でりんごの香りをブレンドしました。


photo by taosoap

たおさんの「美味しい石けん」講座のりんご酒と和三盆の石けん用の香りです。

りんごのみずみずしさ、さわやかな甘酸っぱい香りのベースを用意して、いくつかの精油で「完熟」「りんご酒」などに各自アレンジできるようにしました。

りんごの香りの精油というと、カモミール・ローマンを思い浮かべるかもしれませんが、カモミール・ローマンの香りはアルカリに不安定で石けんにはあのりんごのような香りは残りません。

ですから、別の精油で工夫して組み立てる必要があります。

りんごの香りは、拙著『香りのアルケミー』でも「楽園」というレシピで紹介しています。

興味をお持ちのかたはチェックしてくださいね。

『香りのアルケミー』は、

ハタヤ商会ウェブ見世

 石けん材料のお店 いまじん

神戸市須磨区のすてきな本屋さん 自由港書店 

でお求めいただけます。



ブレンドした精油はすぐにラベルを貼るようにしています。

時間がたつと何だったのか、わからなく自信があるので…

本当はすてきなラベルを作って貼りたいのですが、ラベルを作らなきゃともたもたしているうちに忘れてしまいそうなので、味気ないですけれど白のマスキングテープを貼ってブレンド名を書き込んでいます。



画像と商品名はAmazonの商品ページにリンクしています。

マットな質感で文字を書き込みやすいのが気に入っています。
水性、油性ペンのほか鉛筆でも書くことができます。

精油のほか、オイルやバター、何かと小分けにすることが多いので、すみやかなラベリングのために切らさずに常備しているアイテムです。

2025年9月29日月曜日

蝶 Farfalle

 蝶の石けんとディフューザー


こちらの石けんも、20年前から作っているデザイン。

長く愛されていてうれしい限りです。



お揃いのデザインでディフューザーを作りました。

気軽に粘土を使って作るディフューザです。



ディフューザーの作りかた

粘土をよく練って、のし棒で好みの厚さに伸ばしてクッキー型などで抜きます。

これは5ミリくらいにしました。


翅を浮かせて動きをつけてみました。
まんなかには精油を滴下しやすいように窪みをつけています。

乾かしたら完成です。

精油を垂らして使います。





使ったのは、こちらの
です。
商品名はAmazonの商品ページにリンクしています。

とても軽い粘土なので、お手紙に添えてもすてきです。


お好きなモチーフでお楽しみくださいね!

月 Luna

 満ち欠けする月の石けん

この石けんのデザインを初めて作ったのは、2007年です。

ときどきリバイバル上映のように注目を集め、リクエストいただいています。

(ありがとうございます!)


使うと月がうつろうデザインです。

様子がわかるようにスライスしてみました。



背景の本は、"LE CIEL"  

1870年出版の科学作家による天文書です。

同じ本ではありませんが、同じ著者による1868年版の復刻版は、こちら

La Lune(フランス語版)Amédée Guillemin (著)

月のイラストがすてきです。


本のタイトルをクリックするとAmazon商品ページにリンクしています。

黒文字 Lindera umbellata

 クロモジインフューズオイルを使った石けん

2層のレイヤーデザインです。





taosoap たおさん考案のドライエキスから作るインフューズオイル(インフューズしないインフューズオイル)は、色付け素材のようにも使うことができます






枝も葉もすばらしい香り

東北からやってきたクロモジの枝葉を使っています



2023年9月発売 aromatopiaではクロモジが取り上げられていました。
クロモジについて、こんなに詳しく読むことができるなんて嬉しいことです。

aromatopia がこの号で最後だとは…


画像とタイトルはAmazonにリンクしています。


20231202





2023年4月22日土曜日

すいか anguria

 『香りのアルケミー』の対面講座に向けた石けんの試作




すいかをモチーフにしたデザインと № 10 「スイカ売り」をアレンジした香り
スイカ種子油も配合で、すいか尽しの石けん。



スイカ種子油(ウォーターメロンシードオイル)は、スイカの種から得られるオイルです。
浸透性にすぐれた軽い使い心地は、すいかの季節にぴったりですね。